数十年も放置されていたであろうGOLF1の燃料タンクをリフレッシュ。
物はかなり手ごわそう。
外から見ると普通の鉄製タンク。
吸入口から覗いてみるとヤニがたっぷり。
燃料メーターのセンサーにもヤニとサビがてんこ盛り。
この奥はフィルターとタンク底なのに見えないくらいひどい。
一日工業用洗剤に漬けてヤニはがし、これを2回繰り返した。
ヤニのかたまりが、大量に出てきた。
一度タンク内を乾燥させて、
ワコーズのピカタンZ(サビ取り溶剤)を入れ1日放置。
フィルターの姿が見えてきたので、外してみた。
硬くて外れないはず、ヤニが接着剤の役割をし底にくっ付いていた。
粘着質なヤニ。
灯油に2日間付けて、へらなどで除去。
今度はパイプラインを清掃、灯油を循環させ洗浄。
ホースの間に2輪用フィルターをかませ、錆を除去。
粉状態の錆が大量。
タンクの底も見えるようになった。
タンク内側も溶剤によりコートされている。
綺麗になったフィルターを装着して完了。
ここまでの工程は3日以上かけて行った。
やはりクルマは定期的に動かして、いろんなところをストレッチさせ、燃料は常に満タンをキープが良いかも!!